音楽は心と脳を育てていた 前編

ヤマハ音楽教室。
どの町にもあって、幼少期の音楽の習い事といえばヤマハに通って人も多いと思います。
不況のせいか、それぞれ個人の自由な営業活動ができるようになったおかげか、今はピアノを習いたい、という子供の選択肢はヤマハだけではなくなったようですが、音楽教育の陰の功績者ですよね。(戦後日本のイノベーション100選にも選ばれています)

私は残念ですが、ヤマハ教室がない町にそだったのでヤマハメソッドをうける機会がなく、いまでも音楽を楽しむ身ですが何かが欠けている気がするのは幼少期の触れ合った教育の違いではないのか、と思っています。

赤バイエル→青バイエル→ハノン、ブルグミュラー、ソナチネ、ソナタ…という流れではなく、
1.聞き取ったメロディを”そら”で歌えるように
2.覚えた旋律をドレミで歌い
3.それを弾いてみる

この繰り返しが大切なのでは、と自分が演奏するにあたり、実感します。(私はこの流れがなく、むしろ逆だと思います。)

ヤマハ音楽教室は親の負担が大きい

今まで子供がいくつか習い事をしてきました。ヤマハ、水泳、サッカー、英会話ですが、ヤマハが一番大変でした。(サッカーも所属するチームによっては当番や送迎など大変です)
ピアノの練習をさせる、親の理解がさきにあって子供の教材を教えることができる、発表会の準備、そして幼児科の時期は親同伴で教室に入ってレッスンを受けます。
習い事の時間帯は送迎だけではなく親も一緒、先生も緊張2倍だろうになんでこんなことを…と少し疑問に思う時もありました。
ヤマハの3本柱「総合音楽教育」「敵期教育」「グループレッスン」

”上手に弾ける人から 音楽を楽しむ人へ”
音楽を続けていく上で、これ以上の動機があるのだろうか。大人になってやっとわかった私は、子供のころの呪いが解けた気分だった。

生活の中に音楽を。
その素地としてヤマハメソッドがあるのだと思う。
これからもヤマハの取り組みが人々の生活の中に溶けこんでいきますように。
音楽は確実に人生を豊かにするものだと思う。

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